「実家じまいを相談したいけれど、何を伝えればいいのか分からない」

「家の中がまだ散らかったままだけど、写真を送っても大丈夫?」

「家具や荷物の量を全部調べてから相談したほうがいい?」

初めて片付け会社へ相談するとき、このように迷う方は少なくありません。

実家じまいの相談では、最初からすべての情報をそろえる必要はありません。住所や間取り、家財のおおよその量、希望時期など、分かる範囲の情報があれば相談を始められます。

写真についても、きれいに片付けてから撮影する必要はありません。

むしろ「まだ何も片付けていない状態」の写真があると、家財の量や作業内容を把握するための参考になります。

この記事では、実家じまいを片付け会社へ相談するときに準備しておくとスムーズな情報や、写真を撮っておきたい場所、現地見積もりが必要になるケースなどを紹介します。

実家じまいの相談前に準備する情報は「分かる範囲」で大丈夫

初回相談のために、実家の荷物をすべて数えたり、家具の寸法を測ったりする必要はありません。

まずは、次のような情報を分かる範囲で整理しておくと、相談がスムーズです。

住所・地域

まず伝えたいのが、実家の所在地です。

都道府県、市区町村などを伝えることで、対応地域かどうかや、訪問見積もりが可能かどうかを確認しやすくなります。

相談時にどこまで詳しい住所が必要かは会社によって異なるため、問い合わせ方法に沿って伝えましょう。

対応地域については、各店舗・営業所の対応地域ページもあわせて確認してください。

建物の種類

次に、一戸建て・マンション・アパートなど、建物の種類を伝えます。

同じ家財量でも、建物によって搬出方法が変わることがあります。

たとえばマンションの場合は、エレベーターの有無や共用部分の搬出ルールなどを確認する必要が出てくることがあります。

間取り

「3LDK」「4DK」「一戸建ての2階建て」など、大まかな間取りが分かれば伝えます。

正確な図面を用意する必要はありません。

間取りが分からなければ、

「1階に台所と居間と和室、2階に3部屋あります」

といった説明でも、初回相談の参考になります。

階数・エレベーターの有無

2階以上の部屋から家財を搬出する場合は、階段やエレベーターの状況も作業に関係します。

マンションやアパートなら、

「5階・エレベーターあり」

一戸建てなら、

「2階にも大型家具あり」

など、分かる範囲で伝えておきましょう。

階段が極端に狭い、大型家具を入れたときに窓から搬入した記憶がある、といった事情があれば、その点も伝えておくと安心です。

駐車できる場所

作業車両を家の近くに停められるかどうかも確認しておきたい情報です。

「敷地内に駐車できる」
「家の前に車を停めるスペースがない」
「マンションの来客用駐車場がある」

など、分かる範囲で構いません。

駐車場所から玄関まで距離がある場合や、道路状況に特徴がある場合も伝えておくと、現地での確認がスムーズになります。

家財量は正確に数えなくてもよい

実家じまいの相談で、特に伝えるのが難しいのが「家財の量」です。

長年暮らした実家では、家具や家電だけでなく、押し入れや棚の中にも多くの物が入っています。

これらを事前にすべて数える必要はありません。

たとえば、

「家具はほぼ残っています」
「押し入れの中もそのままです」
「冷蔵庫や洗濯機などの家電があります」
「食器棚の中に食器がかなり残っています」
「衣類が多いです」

といった伝え方でも構いません。

さらに室内の写真があれば、家財量を把握する参考になります。

相談のために先に実家を全部片付ける必要はありません。

何から手を付ければいいのか分からない状態であれば、その状態のまま相談してみましょう。

物置・車庫・庭の荷物も忘れずに伝える

実家じまいでは、室内だけを見て家財量を判断すると、あとから想定以上の荷物が見つかることがあります。

特に確認しておきたいのが、

  • 物置
  • 車庫
  • 納屋
  • ベランダ
  • 屋根裏
  • 床下収納

などです。

物置や車庫には、工具、タイヤ、園芸用品、アウトドア用品などが長年保管されていることもあります。

「物置が1つある」「車庫にも荷物が残っている」という程度でもよいので、初回相談時に伝えておきましょう。

実家じまいの相談で写真を撮っておきたい場所

写真を送れる相談方法であれば、文章だけで家の状況を説明するよりも、写真を添えると伝わりやすくなります。

撮影しておきたいのは、次のような場所です。

玄関

玄関全体と、搬出経路が分かる写真があると参考になります。

玄関までに階段や段差がある場合は、その部分も撮影しておくと状況を伝えやすくなります。

各部屋

部屋全体ができるだけ分かるように撮影します。

一枚に収まらない場合は、入口側と反対側など、2〜3方向から撮影すると家財量が伝わりやすくなります。

写真を撮るために、床にある荷物を片付ける必要はありません。

押し入れ・クローゼット

押し入れやクローゼットは、扉を閉めた状態だけでは中の量が分かりません。

可能であれば、扉を開けて中身が見える状態でも撮影しておきましょう。

収納ケースや布団などが入ったままで構いません。

台所

台所は、食器や調理器具など細かな物が多い場所です。

キッチン全体に加えて、食器棚などの収納状況が分かる写真があると家財量を伝えやすくなります。

ただし、写真撮影のために食器を一つずつ並べる必要はありません。

物置・車庫などの屋外収納

物置や車庫がある場合は、外観だけでなく、中の荷物が分かる写真もあると参考になります。

奥まで入れないほど荷物が多い場合は、無理に動かさず、入口から撮影できる範囲で構いません。

写真だけでは分かりにくいことも伝えておく

写真は便利ですが、すべての状況が写真だけで分かるわけではありません。

たとえば、

「この棚の奥にも荷物があります」
「写真には写っていませんが、屋根裏にも収納があります」
「大型家具が2階にあります」
「家の前まで大きな車が入りにくいです」

といった情報があれば、文章でも補足しましょう。

また、写真では大きさが伝わりにくい特殊な物がある場合も、その旨を伝えておくと安心です。

無理にサイズを測る必要はありませんが、分かる場合はおおよその大きさを伝えると参考になります。

希望時期も「まだ決まっていない」で大丈夫

実家じまいをいつまでに終わらせたいかが決まっている場合は、その時期も伝えます。

たとえば、

「家の売却前に片付けたい」
「○月末までに空にしたい」
「退去日が決まっている」
「できれば年内に終わらせたい」

といった形です。

一方で、まだ具体的な日程が決まっていない場合は、

「時期は未定」
「まず費用を知ってから考えたい」

という相談でも構いません。

期限が決まっている場合は早めに伝え、未定の場合はそのまま伝えることが大切です。

立ち会いできるかどうかも相談時に伝える

実家が遠方にある場合、相談者本人がすぐ現地へ行けないこともあります。

その場合は、

「遠方に住んでいるため、すぐには立ち会えない」
「見積もりの日だけ立ち会える」
「家族が現地にいる」

など、現在の状況を伝えましょう。

立ち会いなしでどこまで対応できるか、鍵の受け渡しをどうするかなどは会社や依頼内容によって異なります。

「遠方だから相談できない」と判断せず、まず対応方法を確認するのがおすすめです。

写真だけで金額が確定するとは限らない

写真を送ることで家財量や作業内容の参考にはなりますが、写真だけでは正確に把握できないケースもあります。

たとえば、

  • 家財が非常に多い
  • 収納の奥まで確認できない
  • 大型家具が多い
  • 搬出経路に確認が必要
  • 物置や車庫にも大量の荷物がある
  • 写真に写っていない場所が多い

といった場合です。

そのため、写真で相談したあとに現地見積もりが必要になることがあります。

初回相談では「写真を送ったら、その金額で必ず作業してもらえる」と考えるのではなく、まず状況を伝えるための資料として写真を活用するとよいでしょう。

現地見積もりが必要になる場合

実家一軒分の片付けでは、現地を確認することで、より具体的な作業内容を検討しやすくなります。

現地では、家財量だけでなく、

搬出経路、階段、駐車場所、屋外の荷物、作業に必要な人数など、写真だけでは分かりにくい部分も確認できます。

相談時に「現地見積もりが必要です」と案内された場合は、見積もりの範囲や条件、立ち会いの必要性などを確認してから日程を決めましょう。

LINEで相談するときの流れ

LINEで実家じまいについて相談できる場合は、最初にすべてを詳しく説明しようとしなくても大丈夫です。

まず、

「実家の片付けについて相談したいです」

と伝えたうえで、分かる範囲の情報を送ります。

たとえば、

所在地: ○○市
建物: 2階建て一戸建て
間取り: 4LDK
家財: 家具・家電・衣類などがほぼ残っている
屋外: 物置1つあり
希望時期: 11月ごろまで
立ち会い: 遠方のため日程調整が必要

といった情報があると、状況を伝えやすくなります。

そこに玄関、各部屋、収納、台所、物置などの写真を添えます。

分からない項目があれば「不明」で構いません。

担当者から追加で確認したい点があれば、その後のやり取りで補足していけばよいでしょう。

「まだ何も片付けていない状態」でも相談できる

実家じまいの相談前に、自分たちである程度片付けなければならないと思う方もいるかもしれません。

しかし、相談するために完璧な仕分けを済ませたり、すべての家具を採寸したりする必要はありません。

「どこから手を付ければよいか分からない」
「物が多くて家財量を説明できない」
「遠方なので何度も実家へ行けない」

という段階だからこそ、写真を使って状況を伝える方法があります。

まだ何も片付けていない状態の写真でも、まずはご相談ください。

実際にどこまで対応できるか、現地見積もりが必要かなどは、家の状況を確認したうえで案内してもらいましょう。

まとめ|実家じまいの相談は完璧に準備してからでなくてよい

実家じまいを片付け会社へ相談するときは、すべての荷物を数えたり、細かく採寸したりする必要はありません。

住所、建物の種類、間取り、階数、駐車場所、家財量、物置・車庫の有無、希望時期、立ち会いの可否など、分かる範囲から伝えれば大丈夫です。

写真を撮る場合は、玄関、各部屋、押し入れ・クローゼット、台所、物置・車庫などを中心に、現在の状態が分かるように撮影しておくと相談しやすくなります。

片付けてから写真を撮る必要はありません。

「まだ何も片付けていない」
「何を残すかも決まっていない」
「まず、どのくらいの作業になるのか相談したい」

という段階でも、公式LINEから写真と分かる範囲の情報を送って相談してみてください。

まず状況を共有し、必要に応じて現地見積もりへ進むことで、実家じまいの具体的な進め方を考えやすくなります。

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