ヤフー、ソフトバンク系列の「ジャパンネット銀行(JNB)」。同社の重視するQRコード決済「PayPay(ペイペイ)」の名前を使用した銀行に名称を変更することが決まっています。
変更後の名前は「PayPay銀行」です。
日付は2021年4月5日になります。
要約ポイント
- 「ジャパンネット銀行(JNB)」が2021年4月5日「PayPay銀行」に名称変更
- ZホールディングスのなかでPayPayのもつ戦略の中核
- 特に手数料などの変更は行わない
JNBからPPBへ
「ジャパンネット銀行(JNB)」はZホールディングスのネット銀行事業です。
Zホールディングスの金融事業の最前線である「PayPay(ペイペイ)」を利用して、ブランド強化のために「PayPay銀行」に名称変更されます。
略称はPayPayBankからPPBになる可能性が高いですね。大文字をとるとそうなります。
いろんな金融ブランドを集約しているPayPay
いままでヤフーの大看板のもと、多くの魅力的なサービスを展開してきていましたが、クレジットカードのヤフーカードをPayPayカードに変更したり、OneTapBUYと証券サービスもPayPay証券に変更していくことが決まっています。
期間は順次行っていくとしており、ブランドの統一化がすすんでいる形ですね。
他にもYJFX!がPayPayFX、YjamがPayPay投信と、金融サービスの変更は「ジャパンネット銀行(JNB)」だけの話ではないことがわかります。
福岡ヤフードームもペイペイドームに
2020年2月29日(土)に福岡ヤフードームもペイペイドームに変更され、「ペイペイナントカはダサい」「慣れない」という話がとても話題になりましたが、すっかり定着しました。
さらにいうとコロナ禍の逆境の中、福岡ソフトバンクホークスがリーグ優勝し、さらに盛り上がっています。
投資や金融サービスへの導線を自然に
すべてのサービスを「PayPay(ペイペイ)」に改めていく、統一していくことですでに「PayPay(ペイペイ)」を使っているユーザーにとっては安心ですよね。
名称統一の流れは他のブランドでも
楽天はすでに多くのブランドが楽天ナントカにサービス名統一しており、そこを目指しているのでしょう。楽天銀行も元はイーバンクでしたね。
auも同様に2020年2月に「じぶん銀行」というネット銀行を「auじぶん銀行」に変更していますし、auWalletではナントカペイの流行にイマイチ乗れていなかったので「auPay」に統一を図っています。特にPontaとの提携が話題になりました。
2019年12月1日に「カブドットコム証券」から「auカブコム証券」に名称を変更しており、auを押し出してきています。
まとめ
- 「ジャパンネット銀行(JNB)」が2021年4月5日「PayPay銀行」に名称変更
- ZホールディングスのなかでPayPayのもつ戦略の中核
- 特に手数料などの変更は行わない