「au PAY(エーユーペイ)」はキャリアフリーで使えるのはいつ?という人はこちらの記事へお願いします。
「au PAY」のスタートに向けてKDDIが本格的に情報を公開してくれました。
ざっくりいうとKDDI auが、いくつかの事業をまとめたり、再編成を行い「au PAY」のための基盤づくりを行っていくことが発表されています。
「au PAY」のためのauさんの事業戦略を簡単にまとめていきます。
要約ポイント
- 「au PAY」に向けてのいろいろな再編成が発表された
- バラバラだった複数の金融サービスをまとめて「auフィナンシャルホールディングス」に
- 「au ID」をキャリアフリーにしてドコモ・ソフトバンクでも使えるように
au PAY(エーユーペイ)スタート迫る
「au PAY(エーユーペイ)」は、2019年4月9日にスタートを計画されているモバイル決済です。
政府の掲げるキャッシュレス化目標に乗っかって、日本三大キャリアであるauでも開発が進められてきました。
そのなかで、2/12に決済サービス、金融サービスの事業強化や再編成をすることが発表されました。
auフィナンシャルホールディングス
バラバラだった複数の金融サービスをまとめて「auフィナンシャルホールディングス」が設立されます。
一番大きいポイントは「資金移動業者登録」としてある株式会社ウェブマネーを、au PAY株式会社へ変更する点でしょう。
「決済まわりのサービス」を行う際にどうするのか不明でしたが、これで解決ですね。
他の変更は、銀行としてのじぶん銀行を「auじぶん銀行」へ銀行名の変更。
KDDI フィナンシャルサービスを「auフィナンシャルサービス」へ変更。
KDDIアセットマネジメントを「auアセットマネジメント」、KDDI レゾナンスを「auレゾナンス」へ。
カブドットコムを「auカブコム証券」へと、主にKDDIブランドだったものを認知度の高い「au」ブランドで統一させた形になります。
(au損保はau損保そのまま)
おなじみ「三太郎」CMでも知名度の高い「au」の名前のほうがKDDIよりもいいという判断なのでしょうか。
誰でも「au ID」を使える・登録可能に
もうひとつの大きなニュースは、「au ID」をキャリアフリーにしてドコモ・ソフトバンクの人でも使えるようにするという内容です。
ドコモは「dアカウント」というアカウントを作れば、キャリアに限らず誰でもドコモサービスを登録できました。
ポイントは溜まりにくいですけどね。
光熱費や通信費は必ず発生するお金です。この点、auは、「auでんき」サービスがあるので、もしかしたらドコモサービスよりもポイントが溜まりやすいかもしれません。
ということでいろいろな狙いからドコモ同様に「au ID」もサービスを開放したということです。
これで「au PAY(エーユーペイ)を誰でも使える」ようになります。
楽天ペイ・食べログと提携したau PAY
まとめると、auPAYは先行する「楽天ペイ」との提携で「最初から強い状態でゲームを始める」プレイヤーになるため、とても注目が集まっています。
他にも価格コムが運営する日本最大級のレストラン検索・予約サイト「食べログ」とも提携し、支払いシーン「衣・食・住」のひとつ「食」で優位に立ちそうです。
情報まとめ
- 「au PAY」に向けてのいろいろな再編成が発表された
- バラバラだった複数の金融サービスをまとめて「auフィナンシャルホールディングス」に
- 「au ID」をキャリアフリーにしてドコモ・ソフトバンクでも使えるように