「Visaプリペ」は「三井住友カード」から発行されるプリペイドカードです。
「Visaプリペ」は6才から作ることができますので、6才~12才など子供に初めて持たせるキャッシュレスとして「お金の使い方を学ぶ機会」にするなら最適かもしれません。
というのも「現金しか扱ったことがない子供」が18才からいきなり成人になり、ローン契約やクレカをつくることができるのは怖くありませんか?確かに「現金の感覚」というのももちろん大切ですが、キャッシュレスが進む時代に対応できるように、「デジタルのお金の感覚」も時代が求める必須スキルになってきますよね。
「Visaプリペ」ならあらかじめチャージする金額でしか買い物ができません。
- ネットショップでカード番号入力して買い物する経験
- クレカのようにお店のレジでカードをわたして支払う経験
- 残高を気にして使いすぎないという経験
↑こういった経験や感覚を小学生・中学生のうちに体感させるのは大切だと感じます。もちろん現金の重みも知っておいてほしいですが、それとはまた違う話です。
20XX年を生きていく我が子のために「Visaプリペ」を検討してみるのはいかがでしょうか。
要約ポイント
- 6才から作ることができるVisaプリペイドカード「Visaプリペ」
- 「Visaプリペ」で現金しか扱ったことがない子供にお金のことを学ぶ機会にできる
- カードの特徴5つ:銀行の登録が不要、審査が不要で持てる、支払いのたびに通知がくる、標準キャッシュバック0.25%がある、Apple Payでのスマホ決済やVisaのタッチ決済対応
Visaプリペの基本情報
「Visaプリペ」は「三井住友カード」から、無料で発行できるプリペイドカードです。
「プリペイドカード」というのは事前にチャージしたお金を使って支払うタイプのカードですね。
「Visaプリペ」の特徴を大きく5つ紹介しましょう。
- 「Visaプリペ」はクレカと違って銀行口座がなくても作ることができること。
- 「Visaプリペ」はクレカと違って審査が不要で持てること。
- 支払いのたびに通知がくるので不正利用などを発見しやすいこと。
- 「Visaプリペ」で支払うと、標準キャッシュバックとして0.25%還元されるので現金で支払うよりもお得なこと。
- iPhone(Apple Pay)に登録できてiDでのスマホ決済が可能。さらにカードをタッチして支払う「Visaのタッチ決済」に対応していること。
作成時の特徴:「Visaプリペ」は1のように、銀行持ってなくても登録できます。また、クレジットカードではある面倒な審査もありません。確実に作成できます。
実際に使う時の特徴:「Visaプリペ」は、お店やネットで支払うたびに、登録メールアドレスに「●●●で●●●円お支払いしました」というメール通知がくるので、勝手に不正利用などされた場合はすぐにわかります。
また、標準で還元率がついています。「Visaプリペ」でお店やネットで支払うと、ショッピング利用額の0.25%(端数切り捨て)を、翌月10日に残高に加算(キャッシュバック)してくれるのです。
また、「Visaプリペ」のすごい点は、キャッシュレス化でiPhone(Apple Pay)に登録できます。その場合は店頭で「iD(アイディー)で支払います」という形になりますが、話題のスマホ決済が可能になります。
「Visaプリペ」のプラスチックカード自体を、レジ端末にタッチして支払う「Visaのタッチ決済」にも対応していますので、好きな決済方法を選べますね。
Visaプリペが使えるお店
- 「Visaプリペ」はクレジットカードVISAが使えるリアルお店なら買い物ができる
- 「Visaプリペ」はクレジットカードVISAが使えるネットショップなら買い物ができる
- 例:ローソン、セブン、セイコーマートなどコンビニはどこでもOK
※Apple Payで電子マネーiDをiPhoneに登録すれば、使えるお店がまた変わります。基本的にどこでも使えるでしょう。
Visaプリペの買い物の仕方
「Visaプリペ」で買い物をする場合は「ビザで支払います」と伝えましょう。
支払い回数を聞かれたら 「1回払い」と答えてください。VISAプリペイドカードはクレジットカードの支払いの仕組みを使って支払うため、「Visaプリペ」がクレジットカードだと思う店員もいます。
店員に「Visaプリペ」を詳しく説明する必要はありません。VISAのクレカの1回払い扱いで処理してもらえばそれで支払いできます。
このように基本的にリアル店舗でもネットでも「VISAカードが使えるお店」、店頭に「VISAマーク」がついているお店でしかお支払いはできません。
VISAプリペの注意点
- 「Visaプリペ」残高不足の場合はお支払いができない
- 「Visaプリペ」はVISA対応のお店のみで支払える(カード決済、タッチ決済)
- 「Visaプリペ」をApple Payに登録したらiD対応店舗で使える(電子マネーiD決済)
- 「Visaプリペ」で1万円を超える時は、暗証番号入力か、サインが必要になります
- 「Visaプリペ」にチャージできる上限金額は30万円になります
「Visaプリペ」で注意するポイントは5つありますね。
まあもちろん事前チャージ型の電子マネーなので、プリペイドカードが残高不足の場合はお支払いができません。レジで一度は経験したほうがいい恥ずかしいやつです。
注意点として「Visaプリペ」のカードで支払う場合は「VISA対応のお店のみ」で支払う事が可能です(カード決済、タッチ決済)。
その「Visaプリペ」をiPhoneの決済機能「Apple Pay(アップルペイ)」に登録した場合は、電子マネーiDの対応店舗で使える(電子マネーiD決済)ようになります。VISAが使えなくてiD が使える、というお店は現実的にはあまりなさそうです。
次に支払い時の注意ですが、「Visaプリペ」で1万円を超える時は、暗証番号入力か、サインが必要になります。暗証番号は「Visaプリペ」作成時に作ります。
プリペイドカードは事前チャージしたお金しか使えないので、多めに入れておくのもいいでしょう。月の利用制限を自分で決めて、定額を入れておくことも出来ます。いずれにしてもお金を管理するうえで便利になります。
チャージできる上限金額も「30万円」と、少なくない金額になりますので、考えてチャージしましょう。
VISAのタッチ決済ができるお店
- コンビニ ローソン:で買い物する時に使える。
- マクドナルド:でご飯する時に使える。
- TSUTAYA:で本やゲームの購入、DVDレンタルする時に使える。
- 他にも:はま寿司、すき家、BigBoy、MORIVAcoffee
- 注意点:※使えない店舗がまだあるようなので
「Visaプリペ」のリアルカードで、レジ端末にタッチすると支払いがそのままできる「VISAのタッチ決済」。タッチ決済が可能なロゴマークがあるところなら利用できます。
VisaプリペをApple PayでiD支払い
「Visaプリペ」はiPhone7以上ならApple Payに登録して使うことができます。つまり、「Visaプリペ」にチャージしておくと、こどもは財布なし・iPhoneだけで「お買い物」ができるということです。
「Visaプリペ」をApple Pay「iD(アイディー)」に登録したら、買い物をする場合は「アイディーで支払います」と伝えましょう。
小学生、中学生がお金を学ぶ機会に
今までは、「三井住友カード」のプリペイドカードでは、12歳以上(dカード プリペイド)や18歳以上(三井住友VISAプリペイド)だった。「Visaプリペ」は満6歳の小学生から発行できる。
今後、キャッシュレス化するにあたり現金でお買い物する場面は、減っていくと考えられるので、お金について学ぶときはキャッシュレス化した「カード」で買い物をしたり、ネット購入をしたり、カードを紛失したりすることを学ぶ機会として必要性を感じます。
この記事の冒頭でもまとめましたが、「Visaプリペ」でこどもが学べる感覚をざっとまとめてみました。
- 自分で残高を管理し、お金を必要なだけチャージする経験
- ネットショップでカード番号入力して買い物する経験
- クレカのようにお店のレジでカードをわたして支払う経験
- お金が数字で把握できるので使いすぎないようにするという経験
- カードを無くしてギャン泣きする経験
- Apple PayでiDとして使えるのでスマホ決済の経験
- アプリでお小遣い帳をつける経験
- スマホゲームのお買い物も「Visaプリペ」でできるのでセーブして課金する経験
節約セイブ編集部の考えとしては、親がなんでも禁止して親の目が届かない年齢になったらタガがはずれて失敗するということをしてほしくありません。
ぜひ「Visaプリペ」を早い段階で利用させてあげたいものです。
情報まとめ
- 6才から作ることができるVisaプリペイドカード「Visaプリペ」
- カードの特徴5つ:銀行の登録が不要、審査が不要で持てる、支払いのたびに通知がくる、標準キャッシュバック0.25%がある、Apple Payでのスマホ決済やVisaのタッチ決済対応
- 「Visaプリペ」では2000円チャージした人に500円チャージボーナスをしています。