「節約」を考えるときに、むだにかかる費用は抑えたいというのは自然の流れ。特に「何かにかかる手数料」というのは積み重なると家計を意外と圧迫します。
メガバンクや地方銀行が「口座維持手数料」の導入を検討しているという話がでてきました。
以前からある議論ではあるのですが、案の定、ニュースで特集されたあとからSNS上でとても話題になっています。
要約ポイント
- 概要:メガバンクや地方銀行が「口座維持手数料」の導入を検討
- 原因:「口座維持手数料」の導入の理由はマイナス金利など
- メガバンクが導入すると経営が厳しい地方銀行も追従する可能性がある
口座維持手数料って何?
「口座維持手数料」とは銀行口座を維持するための手数料です。
ようは銀行口座を持っているだけで月にお金が銀行口座から減っていくという・・・
前代未聞だなおい。
自分のお金を預けているのにお金が減っていくのは、大節約時代の現代にはキビシイものがありますね。
口座維持手数料がある銀行はどこ?
日本国内にはまだありません。
つまり現段階では「口座維持手数料」のある銀行がないのです。
過去ジャパンネット銀行が「口座維持手数料」ありましたが2012年に廃止になっています。
その時は月189円だったようです。
口座維持手数料っていくらなの?
「口座維持手数料」の具体的な金額はまだ出てきません。これは検討段階のうわさであって、もちろん金融機関がそれぞれ議論もしているでしょう。
テレビの特集では「数百円から千円ちょっと」の金額が妥当としていました。
これは月額の金額です。
VODとよばれる動画サービスのサブスクリプションの金額に近いかもしれませんね。
年間一括で支払ったら安くなったりするプランも用意されるんでしょうかね。
住宅ローンやクレジットカードなど保有している人は「口座維持手数料」免除してくれたりすると嬉しいですよね。
※テレビの特集では優遇サービスはないだろうと予想されていました。
銀行が追従する手数料ビジネス
メガバンクが導入すると経営が厳しいといわれている地方銀行も追従して「口座維持手数料」を導入する可能性はじゅうぶんにあります。
ちなみに海外に目を向けてみると・・・もうとっくに「口座維持手数料」が導入されているところが多いです。
日本だけなのかはわかりませんが、自分のお金を預けているのになんで「口座維持手数料」をとられないといけないんだ、という感情論が爆発していますね。
口座維持手数料の免除に5万必要?
「口座維持手数料」が免除されるケースとして、その銀行のサービスや預金に一定額ある状態というのも海外の銀行によってはあるようです。
その預金が1つのケースで「5万円」ということから、「お金持っている人を優遇している」という指摘が巻き起こっています。
「口座維持手数料」免除のただひとつのケースなので、どの銀行もこういう免除パターンを導入するかはわかりませんし、もしかしたらユニークなサービスを展開してくるかもしれません。
たとえば携帯料金の支払いを銀行口座からするとか、銀行のクレジットカードを作成するとか、クリア条件の敷居が低ければこの「口座維持手数料」は受け入れられるでしょう。
紙の通帳を有料化ならわかる
「口座維持手数料」ではなく国のすすめる「ペーパーレス」社会化として「紙の通帳」をなくし、デジタル通帳にしていく取り組みを推したいですね。
紙の通帳の発行や維持などについてもとてもお金がかかることなので、各銀行は「通帳アプリ」に切り替えてもらう対策をすすめています。
紙の通帳にゆくゆくは発行手数料がかかるようにしたいという目論見ですね。
紛失したときとか再発行などにお金がかかる銀行はとても多いです。繰越にお金がかかるというのはなかなかきいていませんが・・・
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情報まとめ
- 概要:メガバンクや地方銀行が「口座維持手数料」の導入を検討
- 原因:「口座維持手数料」の導入の理由はマイナス金利など
- メガバンクが導入すると経営が厳しい地方銀行も追従する可能性がある