どうやら「株式会社クオカード」が「クオ・カード・ペイ」「QUO Pay」なるものの、商標出願を行っていることが判明しました。
まだ公式情報ではありませんが、デジタルで使えるクオカード・電子マネーのような形で利用できるのかと想像されます。
▼2019/1/30に情報公開されたようです!!
要約ポイント
- クオ・カード・ペイ、QUO Payが商標出願されたことが判明
- クオカードはギフトなどによく使われる国内で流通の多いプリペイドカード
- 使えるお店がすでにとても多いので、デジタル化する場合は最初から利用場所がとても多い状態からスタート
新たなナントカペイ
新たなナントカペイとしてわくわくするような「クオ・カード・ペイ」、「QUO Pay(クオペイ)」が商標出願されたことが判明しました。
クオカードのカラーである鮮やかなブルーに、おなじみのQUOロゴでした。
クオカード自体の知名度はどの世代でもとても高いので、問題なさそうですね。
クオカードって?
「クオカード」はお祝いのギフトなどによく使われる国内で流通しているプリペイドカードです。
昭和な人には「テレホンカード」によく似ていると感じたのではないでしょうか。
クオカードの券面は、300円券/500円券/700円券/1000円券/2000円券/3000円券/5000円券/10000円券/という種類があります。
プリペイドカードなので、券面の金額で購入します。
券面のデザインがオリジナルやご当地カード、企業の販促品としてオリジナルデザインにするなどいろいろな対応をしています。
クオカードの強み・メリット
クオカードにはとても強いメリットがあります。それは利用できる加盟店の多さです。
QUOカードは全国共通の商品券として(公式サイト上では)日本国内57000店舗で使えるカードとして認知度がとても高いです。
QUOカードの「共通プリカ取扱店」のステッカーが貼ってあるお店なら、どこでも使えます。
具体的にはコンビニ、ドラッグストア、ファミレス、書店、カフェなど、多くの日常使うようなお店が対象になっています。
金額も気軽な金額が多いため、小さい子のお年玉扱いで現金の代わりに渡したり、実際は現金同様に使えるもののクオカードだと気軽に渡せるという点から、とても親しまれていました。
クオペイはデジタルクーポン?
さて肝心のクオペイ。こちらはデジタルクーポンになるのでしょうか?
それとも現行の「プリペイドカード」とは異なり、再チャージ可能な「プリペイドカード」になるのでしょうか?
アプリでの提供なのでしょうか?
今の所とくに情報は発表されてません。
2019年スタートのモバイル決済になるか?
名称 | 時期 | 特記 |
---|---|---|
&ペイ(アンドペイ) | 1月に北洋で社員のみ実証実験 | クレカ不要 |
AimePay(アイミーペイ) | 1月 | ゲームセンターで使える決済方法。セガ |
メルペイ | 2/13 | フリマサービス |
J-coin Pay(ジェイコインペイ) | 3月1日 | みずほ銀行 |
クオカードペイ | 3月14日 | 最初はローソンのみ |
りそなウォレット | 3月 | りそなデビットアプリが進化、QR決済、プリペイド、デビット、クレカ、キャッシュカード、クーポン、ポイントカードなど多彩な機能 |
SmartCode(スマートコード) | 春 | JCB開発「QR・バーコード決済」を一本化 |
auPay | 4月9日 | キャリア決済 |
ゆうちょPay | 5月 | GMO PGの銀行Pay |
ファミペイ | 7/1 | 初日に落ちた |
セブンペイ | 7/1 | 終了予定 |
ほくほくPay | 夏 | 北海道銀行、北陸銀行と共同 GMO PG |
エイベックス(仮) | 夏との報道 | スマホ決済用アプリ「エンタメウォレット」 |
BankPay(仮) | 2019年中 | メガバンク主導だが続報なし |
VISA&三井住友銀行 | 不明 | GMO PGの銀行Pay |
ヨドペイ(YodoPay) | 不明 | ゴールドポイントカードとのチャージ連携?! |
なんとかペイと名称がつくと、どうしても考えてしまうのがQR決済・バーコード決済のたぐい、もしくはプリペイドカード・電子マネーです。
クオカードはすでに使える店舗がものすごくあるので、もしアプリ系でモバイル決済などに入ってきたらとても大混乱・大混戦ですね。
使いやすさはピカイチですからね。
クオカードはもともと公共料金や、プリカのチャージ、切手、タバコ、チケットなどの支払いに対応していなく、ここはどうなるのかというところですね。
SNSでメッセージギフトができそう
一番使えそうな用途・利用シーンが「TwitterやLINEでギフトできるクオカード」ですね。
携帯電話ではメールよりもチャットアプリで他の人とやり取りすることがふえました。
このなかで誕生日や、結婚、出産などのお祝いで気軽に送れるギフトクーポン、という立場ならガラ空きだと思います。(節約セイブ編集部としての見解)
近いものの例として「スターバックスギフトカード」を挙げたいところ。
用途はもちろん「スターバックス」に限られてしまいますが、ギフト要素の高いクオカードのような使い方ができます。
もちろんアマゾンギフト券もそうですね。
お祝い、グリーティングのメッセージを添付できて、しかもSNSメッセージで送付できます。
スターバックスギフトカードは匿名性が高く、相手の名前をしらなくても送れますし(メッセージが送れる相手である必要はある)、こちらの情報が漏れることもありません。
今回噂になっている「クオペイ・クオカードペイ」ですが、ぜひクオカードの良さをデジタル版でさらに強力にグレードアップしたバージョンで、かつ、使いやすさを損なわないサービスにしてもらいたいですよね。
情報まとめ
- クオ・カード・ペイ、QUO Payが商標出願されたことが判明
- クオカードはギフトなどによく使われる国内で流通の多いプリペイドカード
- 使えるお店がすでにとても多いので、デジタル化する場合は最初から利用場所がとても多い状態からスタート