PayPay(ペイペイ)のクレカ本人認証（3Dセキュア）の方法

「PayPay(ペイペイ)」のクレジットカード払いは、日に上限が設けられており、5万円以下の制限がついた決済となっておりました。

ですが、「PayPay(ペイペイ)」アプリで本人認証（3Dセキュア）を行うと、上限が25万円まで増えます。

この記事では「PayPay(ペイペイ)のクレカ本人認証（3Dセキュア）の方法」を調べてまとめました。

要約ポイント

クレカの支払い制限の背景

PayPayに限らず、クレジットカードはその利用のしやすさから、不正利用がとても多くありました。

事実、2018年12月に行われた「PayPay(ペイペイ)のキャンペーン」では、流出しているクレカ情報が不正に使われるケースが多くありました。その被害の補填に、SoftBankやYahooは多額のお金を負担したという噂です。

そのため、一連の事件から、ビックカメラなどの家電店でとても長蛇の列になるほどお客さんが並んでいたりしたため、必須になっていた本人確認が実際はほとんど行われていませんでした。

それがこういう不正利用を防げなかった一因となっていると指摘されています。

こういう理由から、クレジットカードで「PayPay(ペイペイ)」払いをする際は、本人認証されていないものは5万円以下（過去30日間）・日の利用は2万円（過去24時間）にする制限がつけられるようになりました。

そこで登場するのが本人認証・３Dセキュアです。

本人認証：３Dセキュアってなに？

「本人認証・３Dセキュア」というのは、クレジットカードの国際ブランド、ビザ、マスターカード、JCBという会社がよりクレジットカードの利用を安全にするための仕組みです。（下記リンクは外部サイト）

クレジットカードの所有者が、実際に決済を行っているかどうかの証明になります。

本人認証に特別お金が発生することはありません。

「PayPay(ペイペイ)」では本人認証後は、クレカ支払い上限金額が25万円に引き上げられます。

本人認証・３Dセキュアの設定

本人認証サービスを利用するには、事前にクレジットカード発行会社でパスワード登録を行う必要があります。

PayPayのサイトではなく、クレカの明細を見られるサイトなどで、手続きしましょう。

Yahoo!JAPANカードの本人認証

「PayPay(ペイペイ)」は「Yahoo!JAPANカード」からのチャージがとても簡単です。

ですが1/21よりこの３Dセキュアの本人認証を行わないと「Yahoo!JAPANカード」からのチャージができなくなりました。（PayPayアプリのバージョンが1.7.0以前の古いものだとできません）

例として「Yahoo!JAPANカード」の本人認証の方法をまとめました。

クレカの本人認証方法

「Yahoo!JAPANカード」のクレカサイトは、ヤフーカードのウェブサイト（外部サイト）で手続きできます。

カード会員サービスメニューから、「Ｊ/Secure（ジェイセキュア）本人認証サービス登録」から行います。

クレカ側の設定

登録自体はとても簡単です。

レジ支払い時に本人であることを証明するためのパスワードを入力するようになるので、4桁から20文字までのパスワードを設定し、クレジットカード（この場合Yahoo!JAPANカード）のセキュリティコードを入力して下さい。

この2ステップで完了です。

クレカ側で本人認証サービスが登録できたら、次は「PayPay側」で認証をしましょう。

本人認証サービスの登録手続き完了のお知らせ【ヤフーカード】という件名で、メールが届くので、これであとはアプリで設定するだけです。

PayPayアプリ側の設定

次に「PayPayアプリ側の設定」で認証します。

支払画面では「本人認証していません」というカードが一覧になっています。

Yahooカードの番号のカードを選択し、認証手続きに進みます。

先にクレカサイトで本人認証を設定してから「本人認証を設定する」ボタンを押す必要がある。

するとクレカサイトに飛ぶので、本人認証の登録をしたときのパスワードを入力しよう。

Ｊセキュアによる本人認証手続き画面がこちら。

パスワードは間違うと、再度設定申し込みができるまでしばらく時間がかかることもある。

もちろん犯罪利用・不正利用を防ぐための措置が厳重になっているという意味ではとても頼もしいので、絶対にパスワードは間違えないように入力しよう。

無駄に疑われても1円にもならないためです。

情報まとめ