2020年も引き続き注目が集まる「何とかペイ」ですが、決済時にキャッシュバック(ポイント還元)があるのが魅力ですよね。
節約セイブでは「節約」という切り口でPayPayやauPAYなどの各サービスをこの還元率を比較してとらえていきます。
要約ポイント
- 「還元率(キャッシュバック率)」とは支払金額に対してどのくらいお得なのかを示すお得度
- auPAY・d払い、LINE Payなどのキャッシュレス・何とかペイの「還元(キャッシュバック)」の主流はポイント還元なのでうまく使いましょう
- キャンペーンや待遇制度で上がり下がりがあるためアンテナをいかに貼っているかが節約になります
キャッシュレス還元率表
サービス名 | 基本還元率 |
---|---|
d払い | ポイント還元:0.5-7.5%。ランチ・業種別などの還元率10倍などのキャンペーンを多く行っている。 |
LINE Pay | ポイント還元:0.5~2% 。LINEマイカラー制度で使ったぶんだけプラスになる。同時に利用できる値引きクーポンが充実している。 |
メルペイ | 常時還元率があるわけではなく、クーポンやキャンペーン時でのポイント還元になる。 |
楽天ペイ | ポイント還元:0.5%と楽天ペイと同様。 チャージのときにも0.5%付与されるのでトータル1.0%の還元 |
PayPay | 残高に還元:0.5%~1.5%でPayPayボーナスライト。ただし大型20%還元のキャンペーンや業種別にお得になるイベントを定期的に開催 |
au PAY | ポイント還元:0.5%~1.5% |
Kyash | ポイント還元:カードによって1.0%~0.5% |
2018年から引き続き注目の集まる「キャッシュレス」。人気の理由のひとつとして大きいのは還元率ですよね。
メモ
還元率でよく言われるのが1ポイントがいくらでもらえるか、の比較です。100円で1ポイントだと還元率は1.0%。200円で1ポイントだと0.5%になります。
d払い還元率で節約
「d払い」はドコモのPAYサービス。
ただ、dアカウント系は誰でも使えるのでドコモケータイじゃなくても使える&貯まりやすいのはあまり知られていません。
「d払い」自体の通常還元率は、0.5%ですが、支払い先をdカードにすることによって+1.0%のポイントがつきます。
また、決済のときに「dポイントカード」を提示できるお店なら、さらに「+0.5%~1.0%(=お店によって違う)」の還元率がつきます。
d払いリアル店舗:お店で使う時
- dポイントカードのバーコードを読んでもらう
- d払いの支払い先をdカードにする(事前設定)
- d払いで支払う
「d払い」のバーコードが表示されるホーム画面の右下に「dポイントカード」を表示させるボタンがありますので注意しましょう。
d払いネット店舗:オンラインで使う時
「d払い」はネットショップでも使える場所が増えています。
ネットで「d払い」で支払うと「1.0%」のポイントが付きます。
ポイントカードを出せない分高いんですかね。
このオンラインd払いは、キャンペーンで倍率が上がっていることも多いので買い物をネット出するときはチェックしましょう。
d払いは「dポイントを1ポイント=1円」で利用ができるので貯めたポイントの入口と出口を考えなくていいので初心者にも簡単です。
メモ
入口と出口というのはポイ活の考えで根底にあるものです。用途(出口=使い方)がなければ貯め始め(=入り口)ても無駄になるということですね。
d払いキャンペーン
「d払い」は還元率・還元倍率があがるキャンペーンを多くやっています。
例としては「セイコーマートで支払うとdポイント20倍」などですね。
これは実際に3/16まで行われているキャンペーンで、200円(税込)につき1ポイントのところ、20ポイントたまるという寸法です。
「d払い」キャンペーンの特徴としてその多くが「エントリーボタン」を押さないといけないものとなっていますので注意してもらいたいですね。
d払い-スマホ決済アプリ、キャッシュレスでお支払い
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LINE Pay還元率で節約
「LINE Pay(ラインペイ)」はLINEのPAYサービス。
「LINE Pay(ラインペイ)」のキャッシュバック還元は基本的に「1ポイント=1円」で使える「LINEポイント」への還元になります。
「LINE Pay(ラインペイ)」の通常還元率は前月にいくらつかったかで還元率が0.5%~2.0%に上下するランクシステムをとっています。
これを「マイカラー制度」といいます。
- ホワイト:0円〜9999円【還元率:0.5%】
- レッド:1万円〜4万9999円【還元率:0.8%】
- ブルー:5万円〜9万9999円【還元率:1.0%】
- グリーン:10万円以上【還元率:2.0%】
「LINE Pay(ラインペイ)」の真価はそのポイントの貯まりやすさにあります。
LINEPayポイントが貯まるもの
「LINE Pay(ラインペイ)」はLINE経済圏とも言うべきポイントの使いやすさを組んできていること、PayPayとの提携が決まっていること。
この2つが今後2020年に大きな動きがあることを期待させます。
-
カードが不要になるLINEマイカード
-
経由での買い物でポイントの貯まるLINEショッピング
-
高還元キャンペーンをするLINEギフト
-
幅広いお店で使えるLINEクーポン
-
出前サービスLINEデリマ
-
お店でバーコードを読み込んでもらうショッピングゴー
メルペイ還元率で節約
「メルペイ」は世界でも人気のフリマアプリ・メルカリのPAYサービス。
「メルペイ」は不用品を出品してお金にできるメルカリのウォレットサービスです。
電子マネー「iD」でApple Payに登録できることからとても話題になりました。
「メルペイ」の通常還元率はとくにありませんが、メルペイクーポンやメルカリ利用者向けの出品手数料無料キャンペーンなど、
メルカリを使うメルペイユーザーにとって使いやすくなるような施策を打ってきています。
キャンペーン自体もYoutuberやインパクトの大きいものを行ってます。
楽天ペイ還元率で節約
「楽天ペイ」は「楽天経済圏」の中核。
ポイント還元率のベース(基本)は通常0.5%ですがカードと組み合わせると1.5%に。
「楽天ペイ」のキャッシュバック還元は基本的に「1ポイント=1円」で使える「楽天ポイント」への還元になります。
「楽天ペイ」自体は0.5%の還元率ですが、楽天ペイの支払先を楽天カードにすることでトータル「1.5%」になります。
重要
楽天ペイリアル店舗:お店で使う時
- 「楽天ペイ」アプリでQRコード、バーコードを読んでもらう
- 決済する
「楽天ペイ」のバーコードが表示されるで注意しましょう。
楽天ペイネット店舗:オンラインで使う時
- 「楽天ペイ」はオンラインのサービスの支払いにも使える:楽天市場以外でも利用可能
- 翌々月5日~8日頃に確定ポイントが付与
- クレカ情報を入れる必要がないので安心
楽天ペイをオンライン決済で利用する一番の利点は「支払いサイトにクレカ情報」を入れないで、クレカ決済に(実質)できるという点ですね。
Amazonやヤフーショッピングなど大手と呼ばれるネットショップ以外の、会社さんがやってる小規模なところはなにかと個人情報流出が多かったりしますからね。
-
2020年3月:鎌田醤油株式会社 不正アクセス
-
2019年7月:セブンペイ不正利用
-
2020年3月:タピオカエキスプレス 不正アクセス
クレジットカード番号そのものが流出すると、カード自体をとめて新しい番号で再発行しないといけませんが、楽天ペイだとリスクは減ります。
PayPay還元率で節約
「PayPay(ペイペイ)」は「ヤフー・ソフトバンク経済圏」の戦略の要。
もう「PayPay(ペイペイ)経済圏」と呼んでもいいかもしれません。
- 📱ソフトバンク、ワイモバイルによる携帯キャリア・格安SIM事業
- ヤフーショッピング・ヤフープレミアム会員などによるヤフーコンテンツ
- PayPayブランドを激推して金融サービスにまで展開
2018年の暮れから頭角を現した「PayPay(ペイペイ)」ですが、2年経った今でも認知度やシェアトップをひた走っております。
そんな「PayPay(ペイペイ)」の通常還元率は2020年4月から下がり、0.5%がベースの還元率となっています。
PayPay還元率プラス要素
- ベースの還元率:0.5%
- 月に10万円以上PayPay決済:+0.5%
- 月に50回以上PayPay決済:+0.5%
上記のベースの還元率0.5%に、PayPay還元率のプラス要素を足すと、最大還元率1.5%になります。
月間の還元キャッシュバックにも上限があり、1回につき7500円までの還元、月の還元は15000円が上限となります。
月に10万円決済・50回決済は翌月の反映になりますので、構造としてはLINEPayのマイカラー制度に近くなりますね。
LINEPayマイカラーの場合
- ブルー:LINEPay決済〜9万9999円:還元率1.0%
- グリーン:LINEPay決済10万円以上:還元率:2.0%
となっているので、PayPay決済50回・月10万をダブルで達成しないと1.5%にならないのに対してLINE Payは「10万円以上」のみの条件で2.0%になります。
ベース還元率の部分ではPayPayよりもLINEPayが使いやすくなっているかもしれませんね。
au PAY(エーユーペイ)還元率で節約
「au PAY(エーユーペイ)」はKDDIが2020年大きく仕掛けるキャッシュレス戦略。
ペイが乱立した2019年は既存サービスのauWALLETで達観していたがそこまで伸びず、消費者に理解しやすいように「au PAY(エーユーペイ)」ブランドを激推しする戦略にでました。
「au PAY(エーユーペイ)」の通常還元率は0.5%なので、200円で1ポイント貯まります。
auケータイ契約者に優遇があり、「au スマートパスプレミアム会員」だと200円で3ポイント貯まります。
つまりauスマパスがあると還元率は1.5%ですね。
- 「au PAY(エーユーペイ)」のキャッシュバックはポイント還元
- 「au PAY(エーユーペイ)」のポイント還元は即時ではなく後日
- ポイント還元は最大2ヶ月かかります
「au PAY(エーユーペイ)」はちょうど高還元キャンペーンを実施中です。
Kyash(キャッシュ)の還元率で節約
「Kyash(キャッシュ)」アプリはポイント還元のあるVISAプリペイドカード。還元率は最大1.0%です。
VISAクレカの仕組みを使って決済するこの「VISAプリペイド」は、QRコード支払いができないお店でもポイント還元ができるので使いようによってはプラスになります。
「Kyash(キャッシュ)」には3種類のカードがあり還元率は下記の通りです。
- KyashCard:1.0%
- KyashCard Lite:0.5%(4/1以降)
- KyashCard Virtual:0.5%
この「Kyash(キャッシュ)」はクレジットカードの間にはさむことが可能なサービスもあり、なんとかペイの支払い先を「Kyash(キャッシュ)」にして、その「Kyash(キャッシュ)」にクレジットカードからチャージして使うと、ポイントの2重取りが可能です。
つまり、
ポイント
「決済アプリ」▶「クレカ」
「決済アプリ」▶「Kyash(キャッシュ)で1%ポイント」▶「クレカ」
というように1%ぶんお得に発生させることができるのです。
ただ、2020年3月現在3Dセキュアに対応していない点から、使えないPAYサービスも多く、今後の躍進が望まれます。
還元率のないPAY
特に還元率のないPAYというのもあります。
- ゆうちょペイ:還元率は特にない
- プリン(Pring):還元率は特にないがATM・送金に長けている・コミュニティ機能がある
- JcoinPay:還元率は特にないが地銀に強い
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まとめ
- 「還元率(キャッシュバック率)」とは支払金額に対してどのくらいお得なのかを示すお得度
- auPAY・d払い、LINE Payなどのキャッシュレス・何とかペイの「還元(キャッシュバック)」の主流はポイント還元なのでうまく使いましょう
- キャンペーンや待遇制度で上がり下がりがあるためアンテナをいかに貼っているかが節約になります